私が若いころにはなかった中二病という言葉をL君が初めて使ったのは小学校高学年の頃だったと思う。
近所のホームセンターでinfinityと書かれた巨大水鉄砲を見つけて、お友達と中二病っぽいと笑っていた。
「草」という言葉を使い始めたのもこの頃だったと思う。
scratch仲間と何か話しては「草」と言っているから、小学生なのにオタクっぽさがひどかった。きっと当時ネットで見て使ってみたかったんだろう。
その時、中二病ってなんなの?と思ってネットで調べてみたら、色々なタイプがあるのだと知った。
調べていったら神秘系に興味があるのも中二病だと。特殊能力に憧れるのも中二病なのね?
これ、覚えがある。絶対私も中二病だった。
進路希望に「巫女」と書いて担任に「おすすめしませんね」と言われたり、卒業文集の将来の夢に「道具を使わないで空を飛べる人」と書いたりしていた過去を思い出す、、
かっこいいからと九字を練習して、除霊に備えたり、、早朝、神社へ通ったり。
占いも一通り嗜んで水晶玉からタロット、易占いまでやったわ。
もちろん、前世の仲間も探した(笑)
あれ、「中二病」のくくりなんだ?
L君は理系なので不思議系には興味もたないと思っていたけれど、地元の図書館で「高次元科学」という古い本を読んで影響を受けたらしい。
言葉のはしばしにチャクラとか瞑想とか気とか幽体離脱とかサイババとか、、
私が催眠術で前世がわかるCDを持っていたので貸してあげたら、部屋でたまにチャレンジしている様子。
「寒いから上着きて行きなさい」って声かけると「寒かったら第XXチャクラ解放するからいいわ~」みたいな返答が返ってくる。どのチャクラって言ってたか忘れたけど、、
大人になったら懐かしく思い出す思春期の夢が中二病なのかしら?
目に見えないことに興味を持つことは良いことだと、母は思う。