息子が不登校状態になったちょうどそのころ、信州大学ジュニアドクター育成塾の受講生募集があった。
小学校の頃から、電車、飛行機、ロケットなどが好きで、明らかに理系だった息子は興味を持って、応募した。
「最近した研究」を提出しなければならなかったが、時間がなく、小学校でした自由研究2つの成果を張り付けて提出した。
自作のろ過装置で泥水やジュースをろ過した研究と発泡入浴剤で作ったペットボトルロケットの研究だった。
結果、見事受講生に選ばれて無料ですばらしい授業を受けられた。
息子の通う中学には科学部や情報系の部活がなかったけれど、彼の中学3年間の課外活動の記録はほぼこのジュニアドクター絡みのイベントのみ。
受講1年目でAIに出会い、グループ作成で車内で使えるカラオケシステムを作り、その中で運転手のよそ見を検知、警告するシステムを作った。
その年の個人製作では、我が家で経営する民泊にお客様が到着すると、玄関ドアに設置したカメラ+ラズベリーパイで私のメッセンジャーにお知らせしてくれるアプリを作ってくれた。
2年目の個人製作では日本語を数行入力すると、勝手に英文日記を生成するアプリを作って、英作文の宿題を教えてと言ってくる友達への対応を肩代わりさせようとしていた。「中学生による英作文」のデータ集めに苦戦して、出来としてはイマイチらしいけれど、物は完成していた。すごい、、
そんなわけで、学校へは行くけれど、学校の勉強をしない息子は「好きな」プログラミングはものすごい勢いでやる。
受験勉強を避けて、これだけで好きな進路へすすめるのかなあ、、