L君の観察日記

南信州の片田舎在住の息子が受験勉強なしで大学へ進学できるか記録、観察するためのブログ

科学の甲子園ジュニアの話1 予選と準備の話

L君が中二の春、信州makers教室というイベントが塩尻であり、面白そうだからと参加した。

令和4年度 信州Makers教室 (兼 科学の甲子園ジュニア長野県大会地区予選会)|未来工作ゼミ (futurecraft.jp)

その時は「祭り」をテーマに段ボールとscratchで作品(動画)を作った。

他校の学生と3人のグループになり、3人で何の祭りをテーマにするか相談し、確か長篠の祭りをテーマにしていたかと思う。段ボールで結構リアルな兜や火縄銃、のぼりを作っていた、、

他にも世界の祭りをテーマにしているグループや、地元善光寺御開帳をテーマにしているグループもあり、とっても楽しかった。

これが、科学の甲子園ジュニア選考の南信大会予選になっていたらしく、7月に2日かけて行う県大会へ進むことになった。(参加者が少なかったのか参加者全員県大会参加資格があった。)

信州makersキャンプは7月に同じ塩尻で二日間の予定だったが、コロナの影響でオンライン開催へ変更になってしまい、たった半日、筆記競技のみでの選抜へ変更となった。

筆記問題なんてなんの勉強もしていないL君にできるはずがない、、、諦め半分で挑戦したが、L君は見事6名にメンバーに選ばれた。

 

他の5名は県立高校(SSH)付属中学の子だったので、L君が選ばれたのは奇跡だと思った。

 

6名のメンバーのうち4名はジュニアドクター育成塾のOBか受講生だった。

そんな訳でL君と同じタイミングでジュニアドクターを受講していた1名と、南信予選で一緒のグループだった1名は顔見知りではあったので、スムーズにメンバーとなじむことができた。

夏休みに県代表メンバーが決定してから、事前準備のために3回、塩尻に集合することになった。

6名を、3名ずつのグループに分け、実技競技1と実技競技2のどちらを担当するか決められた。また、筆記競技のどの教科を誰がやるか基本の担当を決めた。

 

L君は実技競技2,A4の紙で橋を作るグループになった。

たった3回の打ち合わせでどこまでできるか、、全メンバーが同じ学校の場合はかなりの時間をこの打ち合わせに使えるが、長野県グループは3校の混合チームで、住んでいる場所も100キロ以上の距離があったので、中信でたった3回、午後の4時間程度のミーティングしか時間がなかった。

結果、3回目の事前準備の際、橋の形はできたが、ペットボトルを乗せた車が落下するという問題が解決しておらず、最後に1回、当日実技競技2に参加するメンバーだけ、我が家に集まって仕上げをした。

一番遠いメンバーは100キロくらい運転してきてくれた、、長野県、広い。

こうしてなんとか準備を終えて、当日を待つことになった。

 

↓これがL君たちの参加した科学の甲子園ジュニア第10回大会

第10回全国大会ダイジェスト・レポート | 科学の甲子園ジュニア (jst.go.jp)