L君の観察日記

南信州の片田舎在住の息子が受験勉強なしで大学へ進学できるか記録、観察するためのブログ

卒業式まで 

3月6日に受験が終わってから、3月16日の卒業式まで、学校で授業はなく、特別日課になるらしい。

卒業式の練習や、教室のかたづけなどをして過ごしているらしいが、「つまらないから授業やってほしい」とL君。

わかる。いくらなんでも授業無しでその日数は長くない?

 

12月下旬に日本学生科学賞の入選3等が決まって、絶対盾が送られてきているはずなのに、学校からは音沙汰なく、このまま卒業してしまうのも嫌なので、学校に問い合わせた。

「あ、来てます。校長先生から渡しますね」の一言。

L君の学校はこういうところがとっても残念。

昨年科学の甲子園ジュニアの全国3位の時は、教育委員会表彰で3月に長野まで行ったんだけど、その時の賞状も結局学校が持ち帰って、6か月くらいは校長室に放置されていた。

今回も1月から今まで校長室に放置されていたんだと思う。声かけなければ卒業しても渡されなかったかと。

 

昨年の科学の甲子園ジュニアの時、痛切に感じた、学校からのサポートについての違い。SSHの付属中学に行っているチームメイト達は全国大会出場が決まった時も、全国3位になったときも、学校のホームページで紹介されて、しっかり発信されているけれど、L君の通うド公立はホームページもないし。

 

部活で参加したわけでもないから扱いに困るのか、校内の掲示すらされていない。

(一応県大会以上の賞状を掲示するコーナーがあるにもかかわらず)

だって科学系部活ないんだもん。しかも「学校」としての申し込みしかできないコンテスト多すぎる。

入学してすぐ、情報とか科学系部活作りたいけどって先生に相談したら、「さらに生徒の数が減って教員の数も減る予定なんで絶対無理」って言われてたし。

 

本人は気にしていないけれど、せっかく全国レベルの大会で賞状もらっても、校長室で校長先生だけに表彰されるより、全校生徒の前とまではいわなくても、せめて学年やクラスのみんなの前で表彰してくれれば、そういう大会があるんだと来年目指してくれる人もいるかもしれないのに、と思ってしまう。

今回の日本学生科学賞についてはせめて「指導教員」になってくれた情報科の先生か担任くらいその場にいてもよかったんではないかな?

校長先生も何の表彰か意味がわかっていたかどうか、、

 

卒業まであと少し。

良い思い出が増えるといいけど。