L君の観察日記

南信州の片田舎在住の息子が受験勉強なしで大学へ進学できるか記録、観察するためのブログ

確定申告のこと イタリアの不動産売却について2

確定申告の前に一度、税務署に海外不動産売却の申告について問い合わせておいた。

言われたことは

売却した金額→その日のユーロ対円のレートで申告

経費として引けるかもしれないもの→住宅購入費用とリフォーム代、交通費

すべて当時のイタリアリラ対円、もしくはユーロ対円で金額を調べておくこと

交通費は飛行機はOK.レンタカー代は不可。

 

言われたものをエクセルで一覧を作って確定申告の会場へ持参した。

ここで、家の購入費用やリフォーム費用の減価償却費を算出し、経費から償却費を引いた金額を売却額から引けるらしい、、

例えば

2000万で売った家を1500万で買った場合2000万から1500万ひいた金額が所得になるのではなく、1500万の減価償却を家の耐用年数や住んだ年数から算出して引いた額を引ける。

家の耐用年数などを決めるのに、木造の家なのか鉄筋コンクリートなのか、購入時の築年数など聞かれたが

木造ですか?→レンガ?です

築年数は→わからないけれど推定150年から200年くらい?

と答えていったら、家の減価償却費が購入額の3倍以上になった、、つまり、売却額から引ける金額が残らない。

「大丈夫です。その場合は全体の5%引けますから」と言われたけど、納得がいかない、、

売却額から購入額の5%だけ引いた金額に20%課税されるの??

 

で、「そもそも日本の制度だからイタリアの実情にあっていないのでは?」と色々食い下がって聞いていったら、、

「そういえば土地代はいくらですか?土地代は減価償却されません」とのアドバイス

校外の夫の家は小さな畑と中庭のある住宅で、土地代と自宅の上物代を分けられれば、税額も変わるとのアドバイス、、

とりあえず、「住宅と土地」で購入しているので、今回売却した際のこの地域の「土地の相場額」を証明する書類をそろえて、それが売却額の何パーセントに当たるかを調べ、それを基に購入時の土地の金額を設定して申告してみることにした。

 

ちなみにイタリアでは5年以上住んだ住宅を売却した場合は課税されないらしい、、

 

海外不動産売却所得の確定申告、すべてが手探り、、

夫が故郷の味を求めすぎて焼くパン、、ヨーロッパ在住でこんにゃくや納豆を作る日本人の友人と心理状態は同じかな?