L君の観察日記

南信州の片田舎在住の息子が受験勉強なしで大学へ進学できるか記録、観察するためのブログ

志望校選び (高校)

息子は学校の勉強をしないので、勉強嫌いな私の血筋だろうと勝手に思い、中2の時、ギリギリ通学できると思われる唯一の私立大学付属高校へ見学に行った。

「理数科」があって、理数系の勉強もできるし、大学もそのまま推薦で行ってもいいし、本人が希望するなら受験してもいいし、と思ったから。

 

本人も「そうしようかな~」と言っていた。中2の夏には、、

 

私も東京の両親も中学から私立大学付属でのんびり育っているので、息子もそうすればいいのにと思ったけど、南信には私立の付属中学なんて存在しなかった。それで、高校からでも、と私立の付属をすすめた。

主人はイタリアの工業が盛んな地域の高専出身で機械修理でも電気工事でも何でもできる人なので、「エンジニアや技術者になるといい。普通高校なんかより高専に行けばいい、それから進学したほうがいい」という考え。

 

選択はもちろん自分でしてもらうけど、親も自分の意見は息子に言う。

父親と母親の意見がこれだけ違うのもめずらしい、、

 

信州大学ジュニアドクター育成塾のお蔭で、プログラミングやモノづくり系のイベント情報などが入って来るようになり、中2の夏休み、塩尻で「信州makers キャンプ」というイベントに参加した。

それが、予選になっていたようで、そのまま、「科学の甲子園ジュニア」という大会の長野県代表メンバーに息子が選ばれた。

 

県代表は6名。3校の生徒たちの混成チームだったが、息子以外のメンバー5人は県立高校付属中学の生徒だった。

そのチームメイトたちの学校を調べてみたら、SSHスーパーサイエンスハイスクール)の付属中学だった。

そんな訳で、息子の志望校選びに「SSH」という選択肢が加わった。

 

選択肢1 通学時間1時間10分の地元の進学校

選択肢2 通学時間2時間の県立高校(SSH)

選択肢3 通学時間2時間半の私立大学付属高校(理数科)

選択肢4 高専 自宅から100km以上あるので、寮生活必須

 

一応全部見たけれど、高専は寮生活がダメそうなのと、大学へ行くのが遅くなるのでやめると見学後すぐに決断していた。

私立大学付属高校は、国立大学への進学率が極端に低いので、やはり県立高校に行くとのこと。

息子の研究したい分野はやはり国立大学でのほうがしっかり学べるらしい。

 

というわけで、息子は最終的に志望校を

選択肢2 通学時間2時間の県立高校(SSH)に決めた。

 

息子の中学の生徒は、ほとんどみんな併願をせず、受験は1校のみ。

うちは心配だし、私の精神安定のために併願で私立の大学付属も受けてもらった、、

 

しかし、どこへ進学しても、国立大学目指すなら、受験勉強必須じゃないの?

と思うけれど、まずは高校に入ってから色々情報収集していこうと思う。

科学系コンクールの成果で入れる学校あるのかなあ、、